黒にんにくの栄養と効能は?疲労回復はにんにくの4倍!
「にんにくを熟成させて黒にんにくになると、さまざまな栄養と効能が高まる」
ということが研究者たちにより発表され
日本にとどまらず、海外でも多くの人が黒にんにくの存在を知るようになりました。
しかし
にんにく独特の強烈なニオイを想像したり
黒にんにくの真っ黒な見た目から、抵抗を感じて食べたことがないという人もいると思います。
今回はそんな黒にんにくの栄養と効能を中心に、黒にんにくについて知っていただける内容にしました。
この記事でわかること。
・黒にんにくの栄養と効能は?
・味やニオイは?
・欠点は?
今回ご紹介する内容は次の通りです。
黒にんにくの栄養と効能は?
黒にんにくとは、わたしたちが普段食べている白いにんにくを熟成、乾燥することでできる
実が真っ黒い色のにんにくです。
にんにくは熟成されて黒にんにくになると、「元気」「健康」「若さ」に有効な栄養と効能が、何倍にも増加します。
白いにんにくと違い、ニオイがほとんどなく、食べると甘くてドライフルーツのような味がします。
さて、そんな黒にんにくの栄養と効能とは、どんなものでしょう?
おもな栄養はつぎのようなものです
【栄養2】アルギニン
【栄養3】ポリフェノール
【栄養4】トリプトファン
【栄養5】プロリン
【栄養1】S-アリルシステインの効能は?
「S-アリルシステイン」は黒にんにくになることで白いにんにくの16倍に増加する栄養です。
「S-アリルシステイン」という栄養には次のような、効能があります。
【S-アリルシステインの効能】
1.疲労回復
2.免疫力アップ
3.老化予防(アンチエイジング)
4.がん予防
5.悪玉コレステロールの除去
6.動脈硬化の予防
7.ストレスに強くなる
8.脳の萎縮を抑え、学習能力アップ
9.認知症の予防
【栄養2】アルギニンの効能は?
「アルギニン」は黒にんにくになることで3.5倍以上に増加する栄養です。
「アルギニン」は、エナジードリンクによく使われている栄養ですが、次のような、効能があります。
【アルギニンの効能】
2. 疲労回復
3.免疫能力を高める
4.肥満改善
5.成長ホルモン促進
※成長ホルモン・・・身長を伸ばすだけでなく体内の物質をエネルギーに変える効能があります
【栄養3】ポリフェノールの効能は?
「ポリフェノール」は黒にんにくになることで6.3倍以上に増加する栄養です。
【ポリフェノールの効能】
・血流をよくする
【栄養4】トリプトファンの効能は?
「トリプトファン」は緊張やストレスを感じると「セロトニン」を分泌して精神を安定させる効能がある栄養です。
「トリプトファン」にはつぎのような、効能があります。
【トリプトファンの効能】
・精神を安定させて「記憶力」「集中力」がアップ
・鎮痛
【栄養5】プロリンの効能は?
「プロリン」は黒にんにくになることで約7倍に増加する栄養です。
「コラーゲン」のおもな構成成分の1つです。
「プロリン」には、つぎのような、効能があります。
【プロリンの効能】
・関節痛の改善
・脂肪を燃焼させる(ダイエット)
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黒にんにくの欠点は?
黒にんにくには
【欠点2】食べ過ぎたり、質の悪い黒にんにくを食べると口臭や体臭の心配がある
という欠点があります。
その欠点を回避する方法は、
質の良いものを、ただしい方法で食べる。
・・・というものです。
にんにくを刻んだり擦ったりすると含まれる「アリイン」が「アリシン」という成分に変わります。
この「アリシン」は、にんにく独特のニオイのもとになっている成分で、強い殺菌、抗菌の効能があります。
しかし、にんにくをたくさん食べて、この「アリシン」をたくさん摂取してしまうと、効能が強すぎるあまり、腸内の悪い細菌だけでなく良い細菌まで殺菌してしまい腸内環境が崩れ下痢や腹痛を引き起こしてしまうという欠点があります。
にんにくを熟成して、黒にんにくになる際に、この「アリシン」は、ほとんどが「S-アリルシステイン」という栄養に変わってしまいます。
そのため、多少たくさん食べても下痢や腹痛になるという欠点がなくなります。
ところが、たまに、敏感な人は、黒にんにくを食べただけでも下痢や腹痛という欠点を引き起こしてしまう場合があります。
そこで、欠点を確実に回避する食べ方をご紹介しておきます。
【欠点1】下痢や腹痛にならない黒にんにくの食べ方は?
下痢や腹痛のような欠点を引き起こさない食べ方はつぎのようなものです。
・初めて食べるときは1片にしておく
・多くても3片までにしておく
はじめて食べるときは、念の為1片だけにしておきましょう。
それで、下痢や腹痛のような欠点の症状が現れないようなら、多く食べたい人は少しづつ食べる量を増やしていきましょう。
しかし、多くても3片までにしておくことをおすすめします。
理由は、
健康に有効な栄養が増加する「温度」「期間」で熟成された黒にんにくは、豊富な栄養が詰まっているので、1~2個食べれば十分に効能があるからです。
たくさん食べても余った栄養は体の外に排出されてしまうだけなので、多くても3つまでにしておきましょう。
一番良くないのは、適切な熟成「温度」「期間」で作られず、「アリシン」のような、いらない成分が、有効な栄養に変わっていない残念な黒にんにくを食べることです。
栄養が少ないので、たくさん食べないと効能が現れないし、たくさん食べると、いらない成分が残っているので逆に体調が悪くなります。
そのようなことがないように、品質の良いものをご紹介しておきます。
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【欠点2】口臭や体臭の心配がない食べ方は?
口臭や体臭の心配がない食べ方も、「下痢や腹痛にならない黒にんにくの食べ方」と同じです。
もともと黒にんにくには、ニオイが少ないので、食べ過ぎなければ、問題ありません。
黒にんにくの栄養と効能は?疲労回復はにんにくの4倍!
まとめ
今回の内容をまとめると次のようになります。
- 黒にんにくは見た目、ニオイ、味が白いにんにくとは全然違う
- 「S-アリルシステイン」「アルギニン」には疲労回復をはじめとして、まざまな効能がある
- 「ポリフェノール」には、老化予防の効能がある
- 「トリプトファン」には、精神を安定させる効能がある
- 「プロリン」には、関節痛の改善や美肌の効能がある
- 黒にんにくには食べすぎると「下痢や腹痛が発生する可能性がある」「口臭や体臭が発生する可能性がある」という欠点がある
- ちゃんとした品質のものを、適切な食べ方で食べれば、そのような、欠点の心配はいらない
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、みなさんのお役にたてたらうれしいです(^-^)